これから仕事でミスっても、「自分らしい仕事が出来なかった」
って言い訳してみよっと。絶対にクビになると思うけど。
W杯の件ね。
まぁ、グランパスの選手が一人も出ていない代表戦では、生活のプライオリティとしては普通程度なんですけど。他の強豪国、イタリア、イングランド、ポルトガル、オランダ、ドイツ、ブラジル、アルゼンチン…と同じように気にして観てしまっているんだけどね。
んで、「自分たちらしさ」を追い求めた我らがA代表達は、予選で1勝も出来ないという結果になったとさ。
イングランドだって1勝もしていないで予選敗退だし、別にこの結果に納得感がないわけではない。もちろん悔しいけどね。
でもさ、「自分たちらしい」って、結局誰の責任でも無く、自分たちが出した結果なんだから、どんなにふがいない内容でも「自分たちらしい」んじゃないのかな?
手を抜いていたんだったら別だけど。
どんなものか知らないけど、世界に通用しない「自分たちらしさ」なんて捨ててしまえ。私は自分らしさなど捨てて、唯一勝利にこだわって遮二無二になっている人間の方が強いと思うし、強くなると思うけどね。
私が考える今回の日本代表W杯予選敗退の要因は以下の4つです。
1)結局「自分たちらしさ」にはこだわったけど、「勝利」にはこだわらなかった。
→ってことだよね?プロスポーツ選手が「自分たちらしい」って言っている時点で「ナンバーワンよりオンリーワン」な甘ちゃんメンタルな訳で、ね…。私たちサラリーマンの方が強靭なメンタルしてるわ。
2)コンディションを第1戦(対コートジボワール)に合わせなかった。
→いつから日本は強豪国になったんだよ、と。
まずは緒戦。まずは1勝。まずは勝ち点3。日本の実力と対戦国の実力を正しくスカウティング出来ていないってことだよね?対戦国の実力を見ると、コロンビア>コートジボワール>ギリシャ>日本なのは間違いなく、それでも辛うじて日本が勝ち点3を計算できるのは、コートジボワールとギリシャなんだから、緒戦のコートジボワール戦に全てを賭けるつもりで当たらないと。それこそ「自分らしさ」とか「プライド」とか捨てるくらいじゃないと。
3)吉田麻也を中心としたディフェンスのヌルさ。
→コートジボワール戦の麻也は酷かったな。私は、厳しい見方かもしれないけど、緒戦の2失点とも麻也のミスだと思っている。もちろん麻也だけのせいでもないけどね。チーム全体でプレッシングのかけ方が甘いし、チェックもヌルい。相手に簡単にプレーさせすぎだ。
でも麻也がもう少し成長すれば…と伸びシロに期待している…。まだね。
4)本田圭佑はトップ下では輝けない。
→ゴールを向いてプレイした時の本田はワールドクラスだと思うけど、ゴールに背を向けた時の本田は、本当に平凡な選手に成り下がる。なので前を向いてボールを受けれるように工夫すべきなんだけど、、中村俊輔のように動いたりの工夫がない。トップ下がこれでは決して攻撃力のあるチームではない日本は力を失う。
個人的に思うのは、本田はボランチまで下がって、前線にボールを供給するリンクマンが一番合うと思っている。まぁ、本人が何か勘違いしているんで、仕方ないのかもしれないけど。
ザッケローニの采配とか、選出した選手の人選とか、そもそものチーム作りとか、他にいろいろ言いたいことはいっぱいあるんだけど、大きな敗因はこういうことかな。
これで日本代表も負けたし、W杯を心から楽しもうっと。くそったれ。