J2リーグ第25節 試合結果

熊 本名古屋
   0   -  1
45' 青木 亮太(名古屋)

20170730

「ディフェンダーを剥がす」という言葉がある。
サッカー好きなら、当たり前のように言う言葉だけど、サッカーをあまりよく知らない人には、この「剥がす」という言葉の意味について、ピンと来ていない人も多いと思う。

何故今グランパスは点を取れないのか?その答えが「ディフェンダーを剥がす」という言葉の中に秘められていると思うのです。つまり今のグランパスは「ディフェンダーを剥がせてない」と。

先制にして、この試合唯一の得点、青木のゴラッソだけど、あれは個人技でディフェンダーを剥がして決めたものです。ハイライト動画を見てもらえれば、解ると思いますが、青木が中央にドリブルで切り込んで、マークについて行くべき選手の反応が遅れ、青木のシュートコースが生まれた結果のゴール。

バルサの試合なんかを見れば、よく解る。イニエスタ、ネイマールやメッシが、ボールを受けた後、ファストチェックに行ったディフェンダーを交わし(剥がし)てパス、交わし(剥がし)てパスを繰り返すことで、ディフェンスラインに歪みが生まれ、そこを突いてシュートに結びつける。

なかなか、そこが出来ない。

さすがにメッシやイニエスタのようなスーパーなプレイが出来るとは思わないが、もう少しシンプルなプレイでディフェンダーを剥がせないものかと思う。

まぁ、なんでそんなことを思ったかというと、バルサとマンUとのフレンドリーマッチがCSで放送されていて、たまたまそれを見ていて、ひょっとして風間監督は、こういうプレイをやれって言ってるのかなぁと。

そう思った次第です。