新語・流行語大賞

毎年楽しみにしている。
ただ昨今「新語」という意味より「流行語」…、いや、巷で流行っていたというより、インパクトがあった言葉をチョイスしているのではないか、という節があるのではないか、と思う。

過去の流行語をひも解いてみると、1989年の「オバタリアン」と言う言葉とか、確かにその時代「ことば」として、世間に浸透しているが、来年にはほぼ消えている、そんな一過性の、辞書に載ることの無い「流行りことば」が選ばれるべきだと思う。

そういう意味で言うと、「神ってる」は、野球好きの私は確かに身近な言葉だったが、世間の評価は違うだろうと、想像に難くない。

では、どの言葉がふさわしいか?

個人的には「Brexit」ではないかと思ったんだけど、候補にすら入っていない、と思ったら「EU離脱」として入っていた…。言葉として「EU離脱」より「Brexit」の方がインテリジェンスが高い気がする。

「マイナス金利」って言葉もそう。頭悪い。日銀の量的質的金融緩和の1政策に過ぎないのに。さらに言えば、そんなに注目されていたか?

「カエルの楽園」って言葉も入っていない。あんなにネットで騒がれていたのに?

「パヨク」「ネトウヨ」という言葉も良く聞いたよね。千葉麗子さんの著書「さよならパヨク」も今年発売だったよね?

「駆けつけ警護」とかは?言葉の定義としては、アレだけど、「保育園落ちた日本死ね」と同じ程度の肌間隔なんだが…。

「偏向報道」とかも、良く聞いた言葉だよね。

「ジカ熱」…、これは去年の言葉だったかな?

「生前退位」。個人的には「譲位」が正しいのだと思うが、天下のNHKが生み出した言葉なので、一応。


まぁ、今年を思い返すのに丁度良い話題なので、是非はこの際問わないが、本当に「はやりことば」の中でのチョイスをお願いしたいです。